|
アインシュテュルツェンデ・ノイバウテン(Einstürzende Neubauten)は、ドイツの実験的バンド。インダストリアル・ミュージックやノイズ・ミュージックの代表的存在である。1980年、西ベルリンでブリクサ・バーゲルトを中心に結成。 インダストリアルやエレクトロニカに分類されることも多いが、ノイバウテンの活動とサウンドはこういったカテゴリーと必ずしも一致しない。彼ら自身の感性で独自のスタイルを確立し、実験的音楽を作り続けているバンドと言える。 自作の楽器(スクラップの金属片や建設用機材から作られること多し)やノイズを通常の音楽機材と合わせて使うことが、このバンドのトレードマークの一つ。しかし、その自作楽器の始まりは、音楽性の追究の果てに得た物ではない。メタルパーカッション(鉄板を扱ったドラム)を使ったことが自作楽器演奏の始まりとされているが、「当時、アンドリュー(N.U. Unruh)が金が無くて勝手にドラムを売ってしまい、代わりに鉄板を扱った」という偶然から生まれた産物であるとブリクサは語っている〔ペヨトル工房の『銀星倶楽部14 オルタネイティブ・ミュージック』より。〕。 結成当初のノイズミュージックから、近年のアルバム『Silence is Sexy』に見られるような静寂の音響まで、ノイバウテンは常に音に対する探求を続けている。 == メンバー == 担当は基本的にライブ時のものである。アルバムのレコーディング時には各々パーカッションやコーラスなども担当する。 * ブリクサ・バーゲルト (Blixa Bargeld) - ボーカル、ギター、キーボード(1980-) * N.U.ウンルー (N.U. Unruh) - パーカッション(1980-)(本名のAndrew Chudyのほか、Andrew Unruhと記される時もある) * グートルン・グート (Gudrun Gut) - シンセサイザー(1980)(ベアテ・バルテルとともにMania D結成後、マラリア!として活動) * ベアテ・バルテル (Beate Bartel) - ベース(1980)(リエゾン・ダンジェルーズの創設メンバー。グートルン・グートとともにMania Dを結成) * アレクサンダー・ハッケ (Alexander Hacke) - 1980年加入、ギター(1981-1994)、ベース(1994-)、キーボード(Alexander von Borsigの名でも知られる) * F.M.アインハイト (F.M. Einheit) - パーカッション(1981-1995) * マーク・チュン (Marc Chung) - ベース(1981-1994) * ローランド・ヴォルフ (Roland Wolf) - キーボード、ベース(1995)(加入した直後に自動車事故により死去) * ヨッヘン・アルベイト (Jochen Arbeit) - ギター(1997-) * ルドルフ・モーザー (Rudolf Moser) - パーカッション(1997-) * アッシュ・ウェンズデイ (Ash Wednesday) - キーボード、電子楽器(ライブのみ、1997-) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アインシュテュルツェンデ・ノイバウテン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|